【2023年版】景品表示法(ステマ規制法)対応のWordPressテーマをまとめ!対応が必要な理由やPR設定方法も

2023/10/06 テーマ「LIghtning」の新しい景品表示法対応方法を追加しました。

2023年10月1日から始まる新しい景品表示法(通称:ステマ規制法)が話題になっていますね。

この変更は、ブロガーやアフィリエイターでWordPressをお使いの方々にも影響がある内容です。

ゆーそうと

対応に悩まされているかもしれませんがご安心ください!

各WordPressテーマがこの新法に伴いPR表示機能対応を行なっています。

この記事では

  • ブロガーやアフィリエイターが新しい景品表示法(ステマ規制法)に対応する必要がある理由
  • ブロガーやアフィリエイターはどう対応すべきか
  • WordPressテーマ別に新しい景品表示法(ステマ規制法)に対応する方法やポイント

をご紹介します。

ブロガーやアフィリエイターが新しい景品表示法(ステマ規制法)に対応する必要がある理由

新しい景品表示法(ステマ規制法)に対応する必要性について、主に法的リスクと読者との信頼性の2つの観点から解説します。

法的リスク

景品表示法は消費者が「自主的かつ合理的に」商品やサービスを選べる環境を作ることを目的としています。
新しい景品表示法に違反すると、罰金や業務停止命令などの罰則が科される可能性があります。特に、広告であることを明示しないステルスマーケティングは、この法律で厳しく規制されます。違反が発覚した場合、その影響は単なる罰金以上に及び、ウェブサイトの運営そのものが危ぶまれる場合もあります。

読者との信頼性

広告であることを明示しないと、読者は「情報が偏っている可能性がある」と感じ、信頼を失う可能性があります。
逆に、広告であることをしっかりと明示することで、読者はその上で情報を受け取ることができ、長期的な信頼関係が築けます。

ブロガーやアフィリエイターはどう対応すべきか

ブロガーやアフィリエイターが景品表示法やその他の規制に対応するためには、以下のような具体的な対策が考えられます。

  1. 記事の冒頭で明示: ウィジェットや再利用ブロックなどで記事や投稿の冒頭で「この記事は広告です」または「この記事はスポンサードです」と明示する。
  2. 記事の終わりでも再確認(任意): ウィジェットや再利用ブロックなどで記事の終わりにも同様の表記をすることで、読者が最後まで確認できるようにする。
  3. ハッシュタグ活用: SNSでの投稿の場合、#広告 または #PR のようなハッシュタグを使う。
  4. 明瞭なフォントと色: 広告であることを示すテキストは、他のテキストと区別できるようにデザインやフォント、色などを工夫する。

基本的には広告主やASP側から連絡があるはずですのでその内容に従って対応してください。
特にGoogleアドセンスにおいては特に見解が異なるため、個々の判断でお願いいたします。Googleアドセンスは特にステマ規制法に対して何も動きがないため、2022年9月現在では対応が必要ではないという見解をされる方が多い印象でした。

各WordPressテーマの景品表示法(ステマ規制法)対応方法

ブログテーマを中心にまとめてみました!
リンクは各テーマ公式サイトの対応方法となっております。

Cocoon

対応バージョン

2.6.6以上

設定方法

  • Cocoon設定の「広告」タブで広告表示が可能。
  • 2種類の表示方法があり、PR表記を1ページ最大2箇所設定可能。
  • 表示方法ごとにテキストの変更が可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごと、カテゴリーごとの切り替えあり。

詳細設定

Simplysity

対応バージョン

2.8.9以上

設定方法

  • カスタマイザーの「「ステマ規制対応」」で広告表示が可能。
  • 2種類の表示方法があり、PR表記を1ページ最大2箇所設定可能。
  • 表示方法ごとにテキストの変更が可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごと、カテゴリーごとの切り替えあり。

Lightning(推奨プラグイン: VK All in One Expansion Unit対応)

LightningはLightning推奨プラグインのVK All in One Expansion Unitで対応しております。

対応バージョン

9.92.0.0以上(VK All in One Expansion Unit)

設定方法

  • ExUnit > 「広告アラート」で設定可能。
  • 2種類の表示方法。
  • HTMLタグが使えるため、ブロックエディタで作成したものHTMLでコピぺしてデザインを変えられる。
  • アクションフックで広告アラートの表示場所を変更可能。
  • 各ページや投稿・固定ページ・カスタム投稿ごとの切り替えあり。

詳細設定

SWELL

対応バージョン

2.7.9以上

設定方法

  • カスタマイザーの「PR表記」で広告表示が可能。
  • 2種類の表示方法があり、PR表記を1ページ最大2箇所設定可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごと、カテゴリーごとの切り替えあり。

詳細設定

JIN:R・JIN

対応バージョン

JIN:R: 1.23以上
JIN: 2.760以上

設定方法

  • カスタマイザーの「ステマ規制への対応設定」で広告表示が可能。
  • 2種類の表示方法があり、PR表記を2箇所設定可能。
  • 表示方法ごとにテキストの変更が可能。
  • 各ページや投稿・固定ページ・記事化されたカテゴリーページごと、カテゴリーごとの切り替えあり。

SANGO

対応バージョン

3.7.0以上

設定方法

  • 用意されている「広告表記用のブロック」をウィジェットなどに挿入することで広告表示が可能。
  • カスタムフィールドでの設定の記載あり。

詳細設定

OPENCAGEテーマ(STORK19・SWALLOW・STORK・Hummingbird・ALBATROS)

対応バージョン

STORK19: 3.30以降
SWALLOW: 1.6.0以降
STORK: 1.3.8以降
Hummingbird: 1.5.4以降
ALBATROS: 1.2.18以降

設定方法

  • カスタマイザーの設定画面から広告表示が可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごと、アーカイブごとの切り替えあり。

AFFINGER

対応バージョン

20230921β以降

設定方法

  • AFFINGER管理の「Google・広告 / AMP」で広告表示が可能。
  • トップページの除外が可能。
  • 広告に関する明記を画像(PR)で出力する設定あり。

DIVER

対応バージョン

6.0.5以降

設定方法

  • カスタマイザーの「投稿ページ」で広告表示が可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごと、カテゴリーごとの切り替えあり。※カテゴリーの場合はPHPを使用。

詳細設定

Emanon Pro・Emanon Premium・Emanon Free

対応バージョン

Emanon Pro: 3.0.3以上
Emanon Premium: 1.6.4以上
Emanon Free: 3.0.3以上

設定方法

  • Emanon設定の「投稿ページ・固定ページ」から広告表示が可能。
  • 3種類の表示方法から表示形式の選択が可能。
  • 広告ラベルのデザインを細かく設定可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごとの切り替えあり。

詳細設定

Emanon Pro公式サイト
Emanon Premium公式サイト
Emanon Freeの方は上記いずれかの公式サイトをご確認ください。

XWRITE

対応バージョン

1.9.0 以上

設定方法

  • カスタマイザーの「投稿/固定ページ」から広告表示が可能。
  • 2種類の表示方法から表示形式の選択が可能。
  • 表示方法ごとにテキストの変更が可能。
  • 各ページや投稿・固定ページごとの切り替えあり。

詳細設定

まとめ

2023年10月1日から始まる新しい景品表示法(通称:ステマ規制法)で法的リスクと読者への信頼性の観点から、対応方法やポイントを紹介しました。
各WordPressテーマも対応方法が異なりますが、ご参考になさってください。

ゆーそうと

もし新しくWordPressでブログやホームページを作る場合でも、景品表示法(通称:ステマ規制法)の対応も含めて自身のニーズに合ったテーマをお選びください。

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