引用するときはソースを出そう!ブログでの引用の仕方
ブログの記事を書いている時って「他のブログやホームページの記事を引用したいなあ」と思う時がありますよね。
例えば何かの公式サイトの発表に対して解説記事を書きたいときや、法律ではどうなってるのかを自分の記事に付け加えたいときなど様々あります。
ただ、ブログやホームページで引用の方法を間違えると、無断転載になりかねないこともあるんです!
今回はそんなwebにおける引用のルールと、コピペできるコードを用意しました。
引用のルール
ネット上で公開されている文章や画像は、著作者本人に許可を取らずとも他人の著作物を引用することができます。
ホームページによっては「引用禁止」と書かれたところもありますが、法的には効力を発揮しません。(マナー的には引用しないほうが賢明と思いますが。)
引用について著作権法では以下のように書かれています。
公正な慣行に合致すること,引用の目的上,正当な範囲内で行われることを条件とし,自分の著作物に他人の著作物を引用して利用することができる。同様の目的であれば,翻訳もできる。
ただし、他人の文章を引用していい≠他人の文章を自由に使っていいということではありません!
引用するときにはルールがあり、著作権法では以下のように書かれています。
- 他人の著作物を引用する必然性があること。
- かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
- 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
- 出所の明示がなされていること。(第48条)
簡単に書きますと、引用する必要性があって引用部分がわかりやすく明示されてて引用の量は記事の一部に止まり引用元がはっきりしていることに気をつけてください。
わかりづらいところもあるかと思いますので、一つずつ解説していきたいと思います。
1.他人の著作物を引用する必然性があること。
引用する理由がある場合引用してもOKです。
例えば今回のブログは引用のことについて書いています。
記事内に私がただただ「引用するときはこうしましょう」と書くよりも「"文化庁のホームページにも書かれている通り"引用するときはこうしましょう」の方が納得できますよね?
このように裏付けのために、他にも別の記事から意見をまとめるためや記事を紹介するために引用するのはOKです。
2.かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
自分の文章と引用元の文章をわかりやすく区別してください。
例えばこのブログ記事のように、
- 引用部分に""を取り入れる
- 引用部分は線で囲う
- 引用部分の背景に色をつける
など、ブログを見に来た人にわかりやすくCSSで装飾してください。
WordPressで既存のテーマを使ってる方は、<blockquote></blockquote>で引用部分を囲うだけで引用がわかりやすくデザインされてると思います。(こちらの<>は大文字なので注意してください。)
ビジュアルモードで記事を書く方は、引用部分をすべて選択し、
この"のマークをクリックしてください。
3.自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)
引用すればほぼコピペで記事書けるじゃん!と思われた方はここに引っかかります。
引用文が自分の文章を上回ることはNGです。
引用はあくまで、自分の記事に厚みや信頼性を持たせるためのもので記事の一部にすぎません。
4.出所の明示がなされていること。
引用部分のソースはどこかを指し示します。
引用文の右下に「引用元:ホームページ名 l ページのタイトル」を書きましょう。
また、細かく出所を明示するために、ホームページ名 | ページのタイトルの部分には外部リンクで引用元のページをリンクしましょう。
WordPressのビジュアルモードで書いている方は、この右寄せボタンをクリックすれば右に寄ります。
引用の書き方
先ほどの4つのルールを守って書かれたものがこちらです!
今回の文章の冒頭部分を引用しました。
ブログの記事を書いている時って「他のブログやホームページの記事を引用したいなあ」と思う時がありますよね。
例えば何かの公式サイトの発表に対して解説記事を書きたいときや、法律ではどうなってるのかを自分の記事に付け加えたいときなど様々あります。
ポイントは、
- 引用文章が長すぎないか(記事の一部であるか)
- 引用した場所がわかりやすくなってるか
- 引用元のページとリンクがされてるか
です。
引用が不安な方は以下のコードを用意しました。
以下の文章を書き換えるだけでOKです!ただし引用文章の量は注意してください。
<blockquote>こちらに引用したい文章を貼り付けてください。引用するときは、余計な文章は含まず、必要な情報のみを引用してください。 <p style="text-align: right;"><cite>引用元:<a href="http://" target="_blank" rel="noopener">引用元のホームページ名 | 引用元のページタイトル</a></cite></p> </blockquote>
こちらのコードをコピペするとこのようになります!
こちらに引用したい文章を貼り付けてください。引用するときは、余計な文章は含まず、必要な情報のみを引用してください。
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